パリのメトロ（地下鉄）は１〜１４番線（その他、数路線）、
RER（電車）が存在するのですが、
その路線によって電車の形や内装も随分と違います。
例えば日本の通勤電車のようなロングシート（横掛けの長い椅子）のタイプ、
またはクロスシートタイプ（対面で座るボックス型の４人掛け等）、
等が代表的なものです。
今回、紹介させて頂く椅子は、おそらくはメトロやRER、バス等で使用されていたもの。
日本のバス等でも使われている補助席タイプで、普段は畳まれているのですが座る際には広げて使用します。
日本ほどではないのですが、パリも通勤時間帯は混雑します、
その為、現在のメトロやRERにも現行型のこの椅子が設置されています。
個人的にはとても便利な椅子だと思うのですが、大多数のフランス人は我れ先にと椅子に座りたがるので、
混雑時にしまわなければいけない このタイプは積極的には座りたくないようです。
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