70年代西ドイツ製 アディダス W杯モデルボタンジャケット Blanc
今回もボタンジャケットタイプのご紹介です。
西ドイツ製アディダスのボタンジャケットモデルで最もメジャーなタイプが
このモデルではないでしょうか。
カラーバリエーションが多く、ホワイト、ベージュ、レッド、ブルー、
light blue、など、このモデルもサッカーワールドカップの選手、監督などの
関係者が着用していた事からアディダスがサプライヤー契約していた国の
カラーモデルはある程度は存在しているのではないかと推測されます。
ただし実際に市販されていたモデルとなると全て存在したかは疑わしく、
人気のナショナルチームのカラーリングタイプのみ販売された可能性もあります。
色々と書きましたが歴史的な背景もあり、ジャージとは異なるこのモデルは
過去のヴィンテージブームから長くに渡って人気のヴィンテージアディダスです。
さてこのモデルの特徴ですがジャージでは無くボタンが付いたジャケットタイプ、
ボタンはアディダスマーク(トレフォイル)が付いたレアなタイプ、
他にも通常のボタン、アルミボタンなど複数のボタンタイプが存在し、
どのタイプがどのモデルに付くのかは明確には判りません。
今回のモデルに関しては比較的にこのトレフォイルが刻まれたボタンが多く、
スタンダードなタイプはこのボタンなのかも知れません。
また胸に付いたトレフォイルワッペンは通常はこの位置に付くのですが、
場合によっては異なる場所に付いている場合もあります。
このトレフォイルワッペンの位置に関しては全く理由が判りません。
タグは70年代のベーシックなタイプですが、このタグに多い生産国無しタイプ、
おそらくは西ドイツ製かと思われます。
カラーリングによっては殆ど市場で見かける事ないタイプも存在します。
その中ではこのタイプはスタンダードなカラーリングだと思います。
しかし以前ほどはこのモデルも入手は出来なくなっていますので、
あと何年後かには幻のモデルになっているかも知れません。