フランス到着から約３週間が経過しました。買い付けは勿論ですが、
久々の此の地を楽しむ毎日を送っています。
私事ではありますが、日程を合わせて、姪がフランス観光に来ています。
「叔父さんは、フランスに住んでいたから、色々と詳しいんだよね？」
この様な事を言われてしまうと、ついつい、良い所を見せてしまいたくなる、お調子者の私です。
上記経緯により、ありきたりな観光だけではなく、
私の馴染みの味を、彼女に堪能してもらう運びとなりました。
まずはオペラの近くにあるカフェレストランです。
美味しいステーキを食す事ができ、ソースは３種類の中から選択可能です。
エシャロット、胡椒、ロックフォールチーズのソースは、どれも私のツボに合致します。
中でも一番のお気に入りは、ロックフォールチーズです。
お肉の焼き加減をレアにして合わせると、見事な味の調和を感じる事ができます。
画像には無く、銘柄も忘れてしまいましたが、
ここの赤ワインは、ステーキとの相性が良く、店主のセレクトには思わず唸ります。

次の画像はガレットです。そば粉をベースに作られた生地はブルターニュ地方の郷土料理で、
生地の外はパリパリと食感が良く、中はフワッと柔らか、且つ弾力もあり、
それに挟まれた具材達はチーズ、ハム、サラダ等の多彩な食材で、とても美味しいのです。

因みにセットで注文すると、前菜のサラダや、デザートのクレープも付いて、大変ボリューム満点です。
気付けば、いつの間にかに私達のお腹も一杯となりました。
気張らない、普段着の、ささやかな料理の数々ではありますが、
何故だかフランスで食べると、気分も重なり、更に割り増しに感じられる店達です。
姪っ子を案内したことで、懐かしさと共に、自分が充実してしまった観光案内でした。
今回はB級グルメ日記の様な、ややもすると心配な内容となりましたが、買い付けも着々と進んでいます。
やはりフランス生活の中心は、素敵なアイテム探しの日々にあるのです。
以下の画像はクリニャンクールより