

アディダスGREAT BRITAIN(グレートブリテン)代表モデル ジャージ(Hong Kong製)
アディダスフランスの有名モデルの生産国違いタイプのご紹介です。
グレートブリテンモデルはアディダスのフランス製として有名で
現行の復刻モデルさえも人気が高く、マニアの中でもそのオリジナルモデルは
コレクションの最高位に君臨するモデルの一つとして知られています。
ただし同じ様に見えるこのモデルは実はタイプ違いが多い事でも知られていて、
多くコレクションしてもコンプリート出来ないほどにタイプ違いが存在します。
その中でも今回はグレートブリテンとしてはレアな生産国からご紹介します。
香港製アディダス、あまり聞いた事の無い生産国だと思いますが
ヴィンテージアディダスを紹介する上で時々見かけるものだと思います。
香港生産の有名モデルはユーゴスラビア製で存在するヨーロッパトラックなどで、
シルエットなどは完全に同じで、判別方法はマテリアル、カラーリングの違い、
またはタグに記載の生産国などでしか違いが分かりません。
香港は現在、中国領となっており香港製アディダスは存在しませんが、
当時はイギリス領だった事もあり今回のモデルも作られたのかも知れません。
さてモデルはレッドベースに他のグレートブリテンモデルとは異なる3本ライン、
胸のグレートブリテンのワッペンもフラッグがなびくデザインが通常ですが
このタイプは異なります。
バックプリントはフランス製と全く同様のアルファベットのGREAT BRITAINです。
ちょっと気になったのがジップ、何故かOPTI製が使用されています。
どちらかと言うと西ドイツ製、あるいはそのラインの生産国ですが、
今回の香港製モデルにはそのOPTIが使用されています。
個人的には随分と色々な生産国の流れを汲んでいるなと感じます。
長く書きましたが結論はとにかく稀少だと言う事です。
このモデルはフランス製、確かデサント製も存在したと思いますが今回の香港製の
グレートブリテンモデルも殆ど見かけないマニアックなアディダスだと思います。