70年代前半に生産されたこのモデルは青タグが付いたタイプ、
青タグも今回のものよりも小さく、2ndモデル（地球儀モデル）と同タイプの
タグが付いているとさらに古く生産されたタイプとなります。

またグレートブリテンモデルの多くはタグにATP表記のあり、
ATPモデルとなりますが、今回のものはATPモデルではありません。
ただしそれ以外は胸の大きな刺繍入りワッペンや、背中のプリント、
袖から肩まで伸びる３本ラインはトリコロールですので、
間違いなくグレートブリテンモデルです。

ここまでは他のグレートブリテンモデルと大きく変わりません。
それでは何が大きく違うかと説明させて頂きますと、
通常のグレートブリテンモデルはレッドベースに一部ホワイトの組み合わせですが、
３本ラインや袖、襟首などのホワイト部分にグレーを使用しております。
また多くの同モデルは腰回りがホワイトですが、これは腰回りまでレッドです。
この２箇所の違いは大きく、なかなか他には見ることのない特徴です。
ただでさえグレートブリテンモデルは稀少なので、
今回のようなタイプ違いを入手するのはかなり困難を極めます。
正直これだけのタイプがなぜ存在するのかは判りませんが、
生産された年代、競技のタイプなどで異なるタイプが作られたのかも知れません。

人気モデルですのでコレクションされている方も多いと思います。
ご自身のコレクションと照らし合わせて違いを楽しんで頂ければと思います。