

ユーゴスラビア製 アディダスジャージ グレー&グリーン
前々回にも紹介させて頂いたアディダスのユーゴスラビア製モデル、
今回はまたレアカラーモデルを紹介させて頂きます。
この間のユーゴ製はタグにレジスターマークの無い初期タイプでしたが、
今回のタグも全く同じもので初期タグとなりますので、おそらくは70年代初頭
前後に生産されたものだと思います。
シルエットも以前のモデルと似ている感じ、胸の刺繍のトレフォイルは
フランス製などとは全く違う形で、明確では無いですが、これもユーゴスラビア製
の特徴なのかも知れません。
色々と気になる所はあれど、やはり1番のポイントはこのカラーリングでしょう。
後々にユーゴスラビア製のスタンダードとなるヨーロッパトラックモデルでは
ベーシックなカラーが多くなりますが、このモデルは以前のブラウンベースに続き
グレーにグリーンとかなりめずらしい組み合わせのカラーリングで、
ユーゴスラビア製以外でもなかなか見ない配色だと思います。
また前のモデルにもあった疑問ですが、今回のジップもマイナーで
全く知らないメーカーが使用されています。
ユーゴスラビア製の初期モデルはまだまだ多くの謎がありそうですね。