ふたつのトレンチコート


パリ滞在初期に悩んだのが傘の使用の有無。
なぜかと言うと、雨が降りだしても なかなか周りの人たちが傘をさし始めません。
協調性が強い日本人の私としては 周りがささないならば じゃあ私もっ!等と 雨ニモマケズ の精神で頑張っておりました。
私の事はともかく、この理由としては 年間通して日本ほど長い時間の雨が降らないという事や、
パリの中には至る所に 地下鉄の入り口があり、直ぐにメトロに乗れる事も原因の一つだと思っています。
あ〜でも単純に傘の開閉が面倒で フランス人の気質にも合ってないのかも?
そんなパリでも雨期はありまして、12月ぐらいは急に降ったり止んだりの繰り返し、
そこで活躍するのがトレンチコートです。
フランスの冬はとても寒く、体全体を雨風、冷気から守る為の効果、比較的に濡れ難いこのコートは古くからこの国の定番だったようです。(特にロングのものが好まれます。)
私も滞在中にはトレンチコートを愛用していましたが、今パリに居るならこんなトレンチコートも有りでした。

1910〜1920年代のトレンチコートです。
よく見るとシルエットも現在のものと異なる部分が沢山あります。
襟首の刺繍やレザーボタンもヴィンテージ、アンティークらしいです。
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1940年代のミリタリートレンチコートです。
トレンチコート自体が元々は軍隊が使用を始めただけあって、ミリタリーのトレンチコートは種類も様々、
こちらはバイヤーさん曰く1940年代頃のものらしいです。
詳しい方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
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