SNCF フランス国鉄職員チケットバッグ
ERMITAGE でも度々紹介しているSNCF(フランス国鉄)関連アイテムですが、
久々にSNCFのチケットバッグが入荷致しました。
SNCFはフランスの国鉄で古くは1938年から今に到るまで存在する会社です。
そのSNCFでこのバッグも長く使われていたモデルのようですが、おそらくは
50年代前後ぐらいのものだと思われます。
当時は車掌が車内検札の際などに身に付けていたもので、現金を中に入れて使用
していた為に鍵も掛けれるようになっていたようです。
丈夫なレザーで作られたボディのシルエットはがま口タイプ、バッグを開閉する
部分などはメタルが使用されています。
またバッグ正面には型押しのSNCFの刻印、バッグ内側にも印章が刻まれています。
レザー部分のひび割れ、金属部分に年代の経過で付いた汚れ、傷などのダメージも
ありますが通常の使用にも問題なく、その刻まれたダメージなどはとても良い
味わいを出していて、このバッグのヴィンテージ感を演出してくれています。
ちなみにこのがま口タイプのバッグは昔のフランス郵便局(LA POSTE)などでも
使用されていて、レザーの色や質感は違うものの、ほぼ同じようなタイプの
バッグが使用されていました。
今となってはとても稀少なバッグ、男性、女性関係なく使用も出来、
またコレクション、店舗のオブジェとしても楽しめそうです。