一つ目のフィンランド製はニット素材で出来たジャージと言うよりジャケット、
ブルゾンタイプでしょうか。ポケットの形状などは西ドイツ製の
ハンティングタイプのジャージにもよく似ています。
フロントには稀少なボックスロゴ、タグには生産国表記がありませんが、
タグの形状や OPTIジップが使用されている事、暖かい素材を全体的に使用
している所などからおそらくはフィンランド製なのではないかと判断致しました。
生産国は別にしてもとてもめずらしい稀少なアディダスである事には
間違いは無いと思います。

２つ目はフィンランド製中では比較的なメジャーなモデル、フリースタイプです。
メジャーと言ってもフィンランド生産が既にレアなので数は多くありません。
作りは雪国の寒さに対応する為に、とても暖かい素材を使用しています。
ジップは SALMI と言う他の生産国には見ないジップメーカーを使用、
このジップブランド以外ですと OPTI もフィンランド製では使用されていますが、
SARMI に関しては他では全く見る事が無いので、とてもめずらしいジップメーカー
だと思います。
ちなみに言いますと以前に ERMITAGE で紹介したフィンランド製にもジップは
OPTI でしたが同型モデルの色違いもありました。

今回のフィンランド製ですが冒頭にも書きましたが、この梅雨明けの暑い時期に
紹介するのにはさすがに躊躇いを感じました。もちろん季節に合わせて紹介する
事がベストだとは思うのですがアディダス、プーマを多く入荷している ERMITAGE
としては季節に分けて紹介するとなるとアディダス、プーマの入荷を楽しみにして
頂いているスポーツブランドファンの方の楽しみが減ってしまうのではないかと
考えました。これからも季節感の無い紹介も多々あるかも知れませんが生温く
見守って頂けると幸いです。