とても稀少なものながらERMITAGEでは今までも何回かご紹介させて
頂いているアディダス初期のバッグです。
特徴は言うまでも無くバッグ全面のadidasの文字、
鋭角に尖ったアルファベットはマニアの方が見たら直ぐに60年代生産と
判る大きな特徴です。
バッグ以外にもその当時の生産のタグなどにも同タイプの
アルファベットの刻印が使用されていました。
70年代初頭にはこの鋭角のアルファベットはひっそりと
消滅しましたので今ではなかなか見る事がないと思います。
また60年代生産のものは多く生産国の刻印がありません。
その為、今回のバッグも明確な生産国は不明です。
ただしフランス生産で多く使用されるCHICが採用されていますので、
おそらくはフランス製だと思われます。

さらにこのバッグは複数のカラーリングが存在する事も判っていて
以前にはレッド、ブルーなども紹介させて頂いております。
明確に何パターンのカラーリングが存在するかは不明確ですので
今後のレアカラーの発見も楽しみです。

今から60年前のものながらコンディションも良く、使用可能なレベルなのも
奇跡と言えます。
同型モデルのカラーリング違いのコレクションなどでも楽しめると思います。