ちょっと調べてみたら前回にバッグを紹介させて頂いたのが昨年の６月頃、
その時に紹介させて頂いたのはヴィンテージプーマのバッグでした。
ではアディダスのものになるといつかと言うと昨年の2月に紹介させて頂いた、
メディカルタイプのバッグでした。
ヴィンテージのアディダスバッグは稀少ですから、なかなか見つからないのは
当たり前ではありますが、今回が１年振りとは私も驚きました。
ただ今回のバッグは1年お待たせしただけの価値がある特別なものだと思います。

手提げタイプのアディダスは６０年代製、今までも何度か紹介したことのある、
adidas の a の一部が鋭角になったタイプのもの、これが６０年代製の特徴と
言える部分です。
手提げタイプではありますが、ショルダー用のストラップが付いていて、
こちらを取り外し収納しておくことも可能です。

またこのカラーリングも絶妙です。
ブラウン系ベースのこのタイプは他のヴィンテージアディダスバッグでは
あまり見かけないタイプだと思います。
ジップや他のメタル部分はシルバーやゴールドですが、
本体の色ととてもマッチしています。

６０年代製アディダス(それ以外のメーカーも)ではよくあることですが、
やはり生産国表記が存在しません。
ジップさえノーマークでメーカーが分かりませんので、
どこの生産国なのかも予測もし難いです。
もちろん６０年代にアディダスを生産していた国は限られていますので、
おそらくは西ドイツやフランスなどのヨーロッパ生産だとは思います。
７０年代以降だと簡単に判る生産国も、この年代だとタグ無し、
刻印無しで、何ともミステリアスな感じがします。

さて１年振りの紹介となったアディダスバッグですが如何でしたでしょうか。
私がこのバッグを紹介するのを後回しにしていたと言う事もありますが、
これぐらいの周期で紹介するくらいに稀少で入手困難だと言う事も
理解して頂けたのではないでしょうか？
これでアディダスバッグに興味を持って頂いた方はショップサイトにある、
他のアディダスの６０年代製のバッグもご覧になって頂ければと思います。