以前も紹介させて頂いた特殊なニット素材をミックスしたモデル、
襟首や袖、あとは背中にも一部その素材が使用されています。
実際の使用用途は明確ではありませんが、使用されている素材のおかげで、
比較的寒い時にも使用して頂けそうです。

カラーリングはホワイトベースにネイビー、3本ラインはトリコロール、
前に紹介した同一モデルはベージュにレッドの２色でしたが、
他にもバリエーションが存在し、その中でもこの配色は稀少なタイプです。

配色もレアですがマニアの方なら直ぐにお分かりになるトレフォイルの位置、
刺繍タイプのトレフォイルは通常の配置の反対側に付いており、
他の代表モデルにも見受けられる、代表ワッペンなどが付けられる特別なタイプ
だったと思われます。

フランス代表モデルは殆どのものがブルー、ライトブルーベースのタイプですが、
ホワイトベースはその中でもかなりレアで、見た目のバランスも良く、
同じトリコロールのモデルの中でも美しい仕上がりのモデルだと思います。

70年代のトリコロールモデルとしてはマイナーな部類に入り、
マニアの中でもあまり知られていないモデルだと思いますが、
見た目の通り、コレクションの１つに相応しい素晴らしい出来のモデルです。